2023-07-18から1日間の記事一覧

新橋花月楼(その3)

6 一日一室五十銭 芸者は素足、殊に手と足と歯は一生懸命自慢にして磨いたから、すきとおるように綺麗だった。寒中なんか手も足もまっ紅になって、それがまた殊の外に美しかったものです。姿恰好、先ず歌麿の錦絵と思えば大差なく、みんなお召を着ていまし…